大地の芸術祭。越後妻有2009

09.5まで 037
旅の友 「里山とアート」をテーマに新潟の越後妻有で アートの祭が行われている。 高速千円を利用して、二泊三日で行ってきました。 「里山とアート」と言えば以前、我が常陸太田でも クリストがやってきて、田んぼにでっかい傘を建てて行った。 あの時は「里山とアート」がテーマではなかったけど 里山の人々が直に現代アートにふれた貴重な瞬間だった。 で、今回の越後妻有では「里山とアート」がもろテーマになっていて、 私はまずそれがおもしろく、興味あるところ。 「現代アートで農業中心の暮らしを営む山間地の地域づくり」 難関である・・。 まず、地域の方にご理解、御協力いただくのは、さぞかし大変だったろうと 考えます。 でも、今回で4回目を向かえる芸術祭を訪ねてみて そこらじゅうの民家や店に三角の小さな旗がたなびいていて 「私達も応援しているよ!」という 気持ちが伝わり、芸術祭に訪れた客人の気持ちをとても和らげてくれました。 それはアートで再生した空き家や廃校になった小学校を訪ねた時もそう、 田舎独特のおおらかさで、ボランティアの方が声をかけてくださり、 それに寄りかかるように オープンマイマインドの「アーティスト」や「作品」が何かをこちらに 訴えかけてくる。 「垣根なしの気持ちの交流」 作品は何かを訴えたかったし、人々はそれを感じようとしている・・。 単に美術館巡りでは味わえない大きなものを感じた二泊三日でした。 *それにしても最近アートは生活の中にジワジワと浸透しつつあるなぁ・・。 ますます生活とアートが絡み合っていってほしいと思う。 (私が今回見た作品の一部) *作品番号214「脱皮する家」日本大学芸術学部 2006年 いやー、すごいエネルギーの塊をみた。 *作品番号7 「うぶすなの家」2006年 陶芸家ですから・・。やはりここはチェック!鈴木五郎作品はやはり好き。 「五郎作「かまど」は二千万」らしい・・。小耳にはさむ。でも、おしげもなく 米をたく。道具ですからね! *作品番号200「静寂あるいは喧騒のなかで」 クロード・レブェック 2009年 水戸芸術館でも個展。2003年 今年はフランス代表としての「ベネツィアビエンナーレ」出品とこの「大地の芸術祭」に発表を絞ったらしい。 *作品番号232 「家の記憶」 塩田千春 *作品番号130 「富山妙子の全仕事展」

2 thoughts on “大地の芸術祭。越後妻有2009”

  1. salt

    おっかえりぃなさぁ~い!
    雨に降られなかったですか?
    ぜひぜひ感想を聞かせてください
    あのかまど2000万ですか…

  2. satoko

    saltさんコメントありがとう!
    雨、降られましたよ・・。
    2千万円です!立派な家が建ちますな(笑)

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