Author: tukurute

地域アート ~茨城のアートプロジェクトのこれから~ @310

地域アート~茨城のアートプロジェクトのこれから~ [感想] 例えば「高台の菊池家」と言う作品を考えてみても私達がそこに芸術性を感じたのはその作品のメッセージやそれが出来るまでのプロセスを自主的に考えよう(学習しょう)としたから。美術館にあるような作品はかなりメッセージも難解だったり、理解するまでにはある程度の下地がいる。そこをクリア出来れば真の意味で人間の生きて来た意味や本質的な部分に触れる事になるんでしょうね。ある意味AIRは即効性があるともいえるのか 少しずつ自分で考えて「そうかな?」と思っていた事が現代美術の世界で戦っている人の生の声を聞けて良かった。けれど、これからの課題についてもうちょっと突っ込んだ話しも聞きたかった。それから私の個人的なAIRの「意味」ですが過疎地域に滞在し関わったアーティストがいずれ地域外で活躍する事になった時、地域に暮らす人がどれだけ今までと違った視点で地域で生活することができるか、未来のアーティストや作品について考え、評価することが出来るかが大切かなと思った。なぜなら作品にはあらゆるメッセージが込められていて、それを自分で考えたり行動したりできる事は人としてとても重要ではないかな、と思うからです。

プロセスとじょうづる。

昨日、自分が所属するNPOの新年会で、
「美術の時間」の仲間が「西洋美術史から現代アートの流れ」をお話することになったので、
それにチョット便乗させてもらうかたちで、陶芸のことも少しお話させていただきました。
陶芸というと「つぼー」とか「ちゃわん」とか「作家ものの少しおしゃれな器」ぐらいが一般的な状況で、私は
陶芸教室で「じょうづるさん」をつくって展示したり、教室に来られた方とも一緒につくってみんなと発表したり・・。
「これって、どういうこと?」と思ってる方がいらっしゃるかもしれないとおもったし、
「陶芸ってお茶碗をつくってる人ばっかりじゃないよ。」と、いうことを理解していただきたかったからです。
そしてまず、はじめに陶芸には大きく4つの傾向があることをお話しました。①伝統陶芸②創作陶芸(日展)③クラフト④前衛陶芸
そして、前衛陶芸が純粋美術と違うことは素材を自由に選んで作家の概念や個性を表現するのではなく、現代陶芸は土のプロセスに自我が溶け込んでいくように形をつくりだす。本質は形と「プロセス」がどちらが先か、どちらが重要かではなく、不可分に連動したものである。ということ。〔参照・現代陶芸の造形思考 金子賢治〕
と、いうようなことを皆さんに聞いていただきました。
そして、これを描いていて思い出したのですが、現代美術家のクリストが作品の制作過程にとても愛情を持っていたということ。ヨゼフボイスの社会彫刻・・。
クリストもボイスも作品はもちろんとても素晴らしいですが、それ以上に大事にしたことがプロセスにあるということ。社会だって最近、仕組やプロセスの重要性がとりあげられています。
現代陶芸にもどると、粘土から焼成までそのプロセスに作家の表現を沿わせていくという考え方。
なんかよくまとまりませんが、どれもよく似ている気がします。
それで、私のじょうづる活動にもどりますが、これはどういうことでしょうか、私が望んでいたことは地域の少子化人口減少を目の当たりにし、人口減少は止められないけど、このまま黙ってそれを眺めていられなかった。地域の方とこの問題を私事としてとらえたい。ということからでした。この思いを共有する為に粘土でじょうづるをみんなでつくり焼成しました。この作業は粘土の塊からじょうづるを形つくることです。
みなさんとてもじょうづるに愛情をもち、いくつも作るかたもいれば、市の施策の宣伝マンになって下さったかたもいらっしゃいました。どうしてこんなに愛情をもち、作品ができあがった後にも活動して下さるのかと思うのですが、皆さんの地域愛はもちろんですが、私は陶芸の作品ができるまでの粘土の感覚や作品を制作するまでの時間、焼成の不思議からじょうづるに愛情が沸いたのではないかとおもいます。やはりここでもプロセスの重要性を感じます。
プロセスといっても色々なプロセスがありますが、そのひとつひとつを丁寧に積み上げるとなんだかすごいことがおこるんじゃないか!と、妄想妄想してしまう私です。

アート+1を終えて。

アート+1を終えて。

平成26年10月18日、19日に行われました、「ART+1」には、市内外から多くの方に各アトリエをご訪問いただき、ありかとうございました。まずは、お礼申し上げます。
「美術の時間」チームで、オープンアトリエ企画をはじめて行うにあたって、常陸太田市在住の作家さんが快くアトリエを開放して下さるのか?はたしてお客さんは来て下さるのか?他の歴史あるイベントとうまく連携がとれるのか?など、不安をかかえてのスタートでしたが、開催前、フライヤーを各所に置いて頂きたく、「アート+1」の趣旨を説明させていただいたり、開催中、アトリエまで足を運んでいただいた方に普段使用する道具の説明をさせていただいたりしているうちに、感じたのは、「アート+1」という企画は、実は、場や作品や作家を通しながら、そこにいる人、お話させていただいた方と「アート+1」という見えない大きな作品づくりをしているのだな。ということです。
私のアトリエにも今回はじめて訪ねて下さった方が多かったのですが、「前に訪ねた作家さんに聞いてきたよ」とか、「常陸太田に長年住んでいたけど、こんな作家さんがいたとは、わからなかったよ!」などの声をききました。
アートをキーワードにめぐる小さな旅が作家とお客様の出会いを生み、一瞬でも心地よい空間の連鎖が生まれたなら、それを育てて、来年へと繋げていきたいと、思いました。

H26年10月18日、19日 ツクルテもアトリエをオープンいたします。

常陸太田市のアートシーン 常陸太田市は、平成25年度よりアーティスト・イン・レジデンスという事業の取り組みを始めました。市外からアーティストを招き、地域の方とともにその地域ならではの作品を制作したり、アートという観点から地域の新しい見方の提案などを行っています。 そのような中、既に常陸太田市に住む多くの作家達がそれぞれに魅力的な作品を制作し続けています。常陸太田在住の作家作品を、「観る」だけでなく、作品を生み出す作家とのふれあい、作品が生まれ出る場としてのオープンアトリエを「Art+1」として企画しました。 「Art+1」とは、いつもよりちょっとお楽しみがプラスされた、アートと出会うための小さな旅です。 主催 特定非営利活動法人 結 問い合わせ カフェ+1 0294-72-8860 スタンプラリーも行っています。フライヤーにある各作家のページの枠内に、スタンプを押してください。3個以上集めた方には、常陸太田市の風景画絵はがき(5枚セット/常陸太田在住・沼田久雪・画)をプレゼントします。 オープンアトリエ参加アーティスト 武藤雄岳さん、比呂子さん(陶芸) http://mutoyugaku.com/ 小室久さん(かな料紙)
HOME
菊池 麦彦さん、ふみさん(漆・陶芸) http://mum-urushiproducts.com/ 工房ツクルテ 根本聡子(陶芸) http://galleryoii.exblog.jp/blog.asp?tag=うつわ&p=2&srl=13571059&dte=2010-05-13+17%3A17%3A00.000%2F 武藤卓さん(絵画) http://www.mutohtakashi.com/ お時間ありましたら、ぜひお立ち寄りください! くわしくは、また後日・・・

2014年

フェイスブックからの発信が多くなり、ブログがお留守になってしまいました。 ごめんなさい! こちらからフェイスブックに移動するのはどうしたらできるのか・・・。 あまりにもひさしぶりでマイページに入るパスワード忘れてて、ドキッ!

「じょうづるさん市役所をジャック!」が始まりますよ〜


この、赤と黒の二重丸を見て、「じょづるさんがお辞儀してる〜」と思った方!正解‼
ピンポンです!
って、今日は3時から常陸太田市役所一階で
「じょうづるさん市役所をジャック!」が始まりますよ〜(*^^*)
市民の皆さんが作ったMyじょうづるさんが各課窓口をジャックしますので、市役所に用事がある方もない方もどうぞじょうづるさんを見にきて下さいね〜!
市役所ですので土日祝はお休みでーす!


市役所をジャックしにきたよ☆〜(ゝ。∂)


ジャックNOW!
ペンギンじゃないこと主張中〜


ジャックNOW!
お知らせからの〜
「つるです」がなにか?