ツクルテ展、満員御礼。その裏の出産ドキュメントパート4
部屋でテレビを見て横になっているうちに、
ウトウトと1時間位寝ていたようだ。
午後3時 紅茶とお菓子のおやつがでる。
午後4時頃工藤さんと藤本さんが助産院からもどって来てくれる。
弱い陣痛が15分間隔できている。
でもまだ普通に話しは出来るし、この位のお腹のはりは
ここ何日かで何度も経験済みなので、なんともない。
午後5時 夕食がでる。
「いててて・・・。痛くなってきましたょ。もしこの位の痛さが家でおきたら、
工藤さんに電話してるなぁ、その位の痛さ。」
なんて言いながら、休み休み夕食をほぼ完食。
でもその食べ終わったトレーを運んで
いくことはもう出来ず、そのまま分娩体勢へ!
藤本さんがトレーをかたずけ、さっきまでテレビやら簡易テーブルなどが
置かれていた場所にマットがしかれ、ベットにもマットが。
突然激しい陣痛の波がやってきた。
ベットに横向きになってみたり、降りて中腰になってみたり、
自分が最も楽な姿勢で産むことが出来るように、工藤さんの指示を受けながら
色々と体勢を変えていく。
「あれ?パジャマのまま産むんかな?子宮口何センチ開いてるの?呼吸法とか??」
なんて、頭の中ぐるぐるしながらもどんどん痛みは強くなる。
いつの間にか部屋は電気が消され薄暗く、オレンジ色のライト一つ。
もう、ベットから降りることも動くこともできない。
後は、自然にまかせるだけ。自分を信じて、赤ちゃんを信じて、
ただ、自分に起きる現実を受け止め、従うだけ。
「いきみたくなったらいきんでくださいねぇ。」と、工藤さん。
「い、いきみたくなりましたぁー」
藤本さんが行き場のない私の手を握ってくれる。
つづく・・。
初めてコメントさせていただきます。
今日、初めてお目にかかったmikaです。
つい最近、ツクルテさんを知りました。
今、さかのぼってブログを読んでいますが、
この出産ドキュメント&satokoさんの言葉に感動!
いつか子供さん達にもお目にかかりたいです♪
mikaさんコメントありがとう!
出産ってそれぞれにドラマがあると思うけど
体がしんどかったり、バタバタしたりでなかなか記録を残せないんだよね・・。ブログをはじめたばかりの時で
思わずあんな風に文章をかいてしまったけど、
今では「よい記念になってよかったかな」
とおもってます。
「結」さんには子供を連れて行くことが多いので
お目にかかることもあると思いますよ!
又、お逢いできるのを楽しみにしています!